本日のBGMはYUKIのHome Sweet Home。
昨晩はてなさんからメールが届いてまして、昨日が正式にブログ開設から2年だそうです。
というわけで開設1年の時に書いた記事の続きということで今年も書きますか。
一年の備忘録。
ブログ開設1年が経過したものの、クリニックでそこそこの量の薬を飲んでは薬が合わない、もう無理。
謎の吐き気、倦怠感、拒食。
カウンセリングも受けて、まあカウンセラーさんは今までの人と違って話しやすくてそこそこ良かった。
悪くはなかった。
それでも限られた診察時間と、週一の通院では薬を取っ替え引っ替えしたりして薬の効果ぎわからぬままという時も多々。
丁度この時期、卒展か〜となって落ち込んだのは覚えてます。
少しだけ見に行ったけど。
あと三月の卒業式の日。
学部の同期がM2として卒業だったので皆会いたいという気力だけで学校に行って。
皆に会えたことは本当に嬉しかった。
同時に、周りがどんどん社会人となっていくのに取り残される自分、自分は一体何をやってるんだろう、今まであんなに動けていたのにどうしてこんな事に…という気持ちで四月にかけては鬱モードの再来でした。
もう半年休学を延期して正解だったと思います。
クリニックでの治療に改善を見出せず、薬剤師のマイシスターも薬が多すぎると。
そんなこともあって、高校の時通ってた大きめの病院の精神科へ転院。
今も通ってます。
おかげさまで今では月一になりました。
当初は二週に一度。
薬は余分なもの全部カットしてもらい、結構減りました。
この休学期間はひたすら絵を描いて展示もして、五月はコミティアも出ました。
そして六月くらいから、少しずつ学校のことが頭をよぎり始めました。
このまま休学して、どうするのか。
七月にはついに母からも問われ一番の拒食期が到来。
ご飯が食べれない。
いらない。
今日も残した。
でも考えることは学校に戻ったところでちゃんと授業出て研究して、というのができるのか。
だからといって休学延ばして何をするのか。
このまま退学にするのか。
七月末に一大決心することになります。
復学して、とりあえず修士号を取る。
両親の理解があったことがデカいです。
父ちゃんの海外赴任の話はもう五月くらいからあったので、すごくどうしようってなっていたのですが。
それでももし本当に学校に行くなら下宿したっていいよ、電車辛いのは知ってるしと。
院生は学部生とは比べものにならんほど研究室にいる時間が長いことは私が危惧していたことで説得というか、話したら納得してもらえました。
そして急遽私は物件探しを始め、意を決して一年ぶりに教授にコンタクトを取り復学しますと。
復学届も学校に提出。
運良く都内とはいえ郊外の盆地なので23区なんかよりも安い物件を入手、学校へも散歩気分の程よい徒歩距離。
駅と大学の中間だしイオンも西友もあるし。
フランスでの一人暮らしに比べたら日本での一人暮らしはそこまで苦労しません。
とはいえ前は寮だったので初めて自分でライフライン通してくださいという電話をしたり、実家とは違うIHだったので料理するたびに電気代がかかる。
九月に引っ越しを済ませ、夏休みは一年お休みした分の研究を取り戻そうと研究室に通い詰める。
その時はOD(起立性障害的な)自律神経失調症をまだ引きずっていたので朝8時に起きることなんてできなくて今日も9時か…9時半か…となりながら起きては0時に寝てという生活をしていました。
起きる2時間前に目覚ましを鳴らしてゆっくり起きてみたり、ズボラヨガやストレッチをしてみたり。
夏休みが終わる頃にはやっと8時半に起きれるようになりました。
また怖かったので後期は午前の授業を入れず、それでも朝から研究室に行くよう心掛けていました。
多分今年の前期は一個午前の授業を入れます。
今では8時起き、今日も7時半起きです。
十月、授業開始。
研究の方向性もなんとなく決まったし、院に入学した時の同期と話したりして学校に戻りつつありました。
向かいの研究室のM2の同期と夜ご飯食べたり。
M2の同期を通じてM1の同期の鍋パに誘ってもらったり。
そこで奴と出会うわけですが。
鍋パして、同期と友達になって、色んな人の研究を見学したりして自分なりに咀嚼して自分の研究に反映させてみたり。
そして周りは就活どうする?みたいな話が。
そこでまた考えるわけです。
やっとの思いで復学して、果たして今の状態で就活なぞできるのか。
就活できたところで来年から働けるの?え?
みたいになってまた落ち込みかける。
自分より年下がもう社会人の話をしている。
それがまたプレッシャーになり。
そこで見つけたのは進学という道。
研究をやっていて全然嫌じゃなかったし、むしろだんだん自分の好きな分野に持っていけたような気がして、のめり込むことに。
それを通してやっぱり勉強が好きだ、と思ってこれは就職するより勉強がいいと。
博士課程がどれだけのレベルを求められているかということも、博士課程の知り合いがいたのでなんとなく聞きました。
それでもやっぱり極めたい道がある。
やっぱり勉強がしたい。
ということで就活をしないことを決めました。
十一月、研究の関係で初めて鹿児島へ行って初めて企業訪問をして社会人と意見交換をしたり、とても良い経験でした。
学生のうちに社会人に触れるのはデカいなと。
そしてその間ほぼ毎週開催されていたいつもの金曜日の研究室ごはんを通して、奴と急接近。
初デートもして、わりと感覚が似ていたりということも多く。
その二日後くらいに生まれて初めての彼氏ができるわけです。
信じられませんね、天変地異です。
人を信じているようで信じきれていない私など彼氏なんて縁がないしそもそも作ったところでと思っていたのに。
そして私の人生設計において年下という概念はなかった。
学年は二つ下なので同期だけど、奴は一浪なので一個下です。
奴も奴で色々と乗り越えてきた人なので私のメンヘラをわりと理解してくれています。
非常に優しいです。
助かっています。
盛り上がったのは最初の1週間くらいですかね。
それからは会議ばっかりして、惰性で付き合ってるわけじゃないし奴も最初はガードが固く格好悪いところは彼女に見せない、みたいな節がありました。
今はそんなことあんまりないですけど。
十二月、研究も進みバタバタしながらもわりと頑張ってました。
彼氏が出来たことでマイシスターと一時期溝が出来たりもしましたが。
年が明けて、二日目にしてまた奴と会議をしたり色々ありました。
そして人間関係や他人との距離感、そういうのはまだまだ未熟なところが多いですが。
ODをした時もあったしつい最近2年ぶりのリスカをしてまた怒られ、お説教をくらい、イエローカード2枚目です。
俺は大目に見るから3枚目でレッドカードにするからなと。
そして昨日M3会と称した、学部時代の同期でまだ院に残っていた5人での慰労会。
やはり休学したりした経験のある人は結構濃くて、皆それぞれが色々抱えていました。
仲のいい同期が2年前の私と同じ状態にあること、高校の時に人間関係がこじれたけどようやく最近上手くやれるようになった同期、人一倍努力家で向上心があるのにあまりにも自己評価の低い同期、気の抜き方が過剰と見えてしまうけれど人を頼ることをちゃんと習得した容量のいい同期。
2年前の私と同じ状態になった同期と私は、昨日説教されました、いかに自己中なのかと。
自己容認をしろと。
すごいと思って評価をしたり純粋に褒めている俺たちの気持ちを踏みにじるなと。
全然ダメだと思っているのは自分だけだし、大人は誰からも褒められないから自分で自分を褒めることを覚えろと。
人に甘える、頼ることを罪悪感だと思わないこと。
人は案外頼られると嬉しいこと。
そして奴にも言われたのたと同じですが、人が褒めてくれた言葉を素直に受け止めろと。
奴には後で見つかって怒られるよりはとリスカの件について本当に申し訳なくなったので懺悔して説教してもらおうと怒られに行きました。
そしてイエローカード2枚状態なわけですが。
じゃあ俺がそういうことしたらどう思う?と聞かれ、嫌だ!と即答しました。
それと同じことだったんですね。
私が自分勝手に自傷行為をしたことが、奴を傷つけるというか、そういう気持ちにさせていることに、言われるまで気づけませんでした。
そして説教をしてくれた同期も優しい彼氏じゃん、俺が惚れた!とか言われ。
なのでその場でラインで宣言しておきました。
そしてこんな奴を受け止めてくれた感謝と謝罪を素直に述べました。
改めて奴が彼氏でいてくれて感謝しました。
本当に。
そして身になるような濃い話を交したM3会では各々の境遇だったりを話すことですごく、勉強にもなったしいい同期を持ったなと思いました。
そんなところでしょうか。
無事に期末考査を終え、復学して半年、きちんと半期学校に通って授業を受けたり研究をすることができました。
一年前の自分が嘘みたいです。
今は研究という原動力もあります。
まだまだ頑張れる。
でもよく父ちゃんから個人ラインで体調やスケジュール管理だけは気をつけろと。
無駄を削減しようと無理に詰め込んだりすることが多いからです。
少し気の緩め方を勉強しようと思います。
今年の目標でもあります。
まだ薬も飲んでますしたまにはパニックもでます。
電車も苦手です。
それでも週一でバイトしたり、そういうことで少しずつ前進してることを自分で認めてあげられる余裕を持とうと思います。
こうしてブログを続けたことで、日々の変化もわかるだろうし。
一年前の記事をこの前ふと見た時に、こんなだったのかと思うくらい、今は元気になってきてると思います。
時間はかかっているけど。
なんとかなる。
案外なんとかなるものだ。
今日はバイトです。
頑張ってきます。
周りの人に感謝して、日々を過ごしていきたいと思います。
読者の皆さんもいつもありがとうございます。
長くなりましたが、この一年の備忘録とさせていただきます。
働いてきます!
mkts